9.桶川加納から菖蒲上栢間の歴史ロマン
縄文歴史散策ルート
① 氷川天満神社(869年平安時代、貞観11年)
神社の縁起は、「1450年(室町時代)正月24日の夜に社の森に光が差し、コウノトリが尊像を背負って飛来し、社に安置して飛び去った」言われています。菅原道真を祭神として上加納の鎮守。
② 後谷遺跡(縄文後期3,500~2,500年前)
今は公園のみです。出土品は桶川歴史民俗資料館(桶川市川田谷)
③ 多氣比賣神社(紀元前500年) 桶川市で最古の神社
第10代崇神天皇の皇女で、天照大神の宮外奉斎の伝承で知られる巫女(みこ)的な女性です。
④ 天王山塚古墳(古墳時代、紀元250年~560年頃)
栢間古墳群は9基からなり、県の重要遺跡に選定されている。その他に打出塚古墳、富士塚古墳、禿塚古墳、芝原古墳、本村古墳など9基からなる。
⑤ 神明神社(紀元71~130年) 参道500mと昔からある自然植生の林が特徴
伊勢神宮の分霊、景行天皇時代、天照大御神
〇天王山塚(てんのうやまづか):久喜市菖蒲町上栢間3284-1
久喜市栢間地区(元荒川左岸)には天王山塚(古墳)を含む古墳群があります。近くには、景行天皇(紀元71~130年)時代と言われる神明神社があります。特徴は参道が500m、往復1kmと長く、雑念を払いのけて歩くことが出来ます。
前方後円墳(前方部の高さ9m、後円部の高さ10m、前方部幅約62m、後円部径55m)
参考資料は久喜市教育委員会の看板等
前方部の建物(薬師堂)
〇神明神社:久喜市菖蒲町上栢間3366
祭神は、天照皇大神、豊宇気毘売神、大宮売神で伊勢神宮を本社としています。
豊宇気毘売神は、豊受大神様(伊勢神宮の神様)として知られており、食物・穀物を司る女神様です。
国交省ハザードマップ(文字、図を加筆)
散策の方法
①から⑤までは距離がありますので、自動車が良いと思います。駐車場はとくに問題なく使えます。
最後の神明神社は参道が片道500mありますので、神社入口の前で休憩をして帰途に着きます。その
帰りには、県道12号(菖蒲県道)の桶川高校入口を左折してcafeFIKAでコーヒーでも飲みながら歴史談笑しては如何ですか。
cafe FIKA 埼玉県桶川市加納1535−1
電話 048-728-3962